尺を拝借
2006年07月23日
> 映画とポッドキャストのマッシュアップ / 秋元@サイボウズ研究所プログラマーBlog
NAPSTARに始まり、最近はYOU TUBEなんかで問題になっている著作物の違法なコピーや配布、公開。簡単にいうと技術的な進歩に法が追いついていない状況。そのあたりのことに関しては、いろいろと議論されているし僕も思うところはあるのだけれど、まだあんましまとまっていないので置いておこう。で、この記事で紹介されている「Rifftrax」のような手法は、こうした現状の中で生まれている新たな動きだと思う。分かりにくいかもしれないので、もうひとつ例をあげてみる。
こちらは日本語だし、時間も短いのでぜひ聞いてみるといい。簡単に説明すると、パーソナリティの 向井秀徳氏がある曲をヘッドホンで聴きながらリアルタイムに解説をすると言う試み。ポッドキャストを聞いている人には向井氏の「あぁ、このカッティングたまりませんねぇ」「うーん、そうぅそうぉう」などといったつぶやきだけが聞こえる。原曲を知っていれば思い出しながら、全く知らないなら完全なる想像で、どちらにしてもリスナーは想像力を働かせて向井氏と音楽を共有する。もちろん、もっていれば再生しながら聴けばいいんだけど。
受信者は配信者と同じ指示作品(著作権で固く保護されている)を、自らの想像力や合法的な手段で共有し、そのことによって(あるいはよらなくても)配信されるコンテンツそれ自体を楽しむことが出来る。もともとは前に書いたような状況下での苦肉の策かもしれないが、考えてみるとこれがとてもおもしろい。というのも、これは新手のリミックス手法とも捉えられないだろうか。これらの作品(??)は、もととなっている映画や音楽の尺(時間軸)の部分を抜き出して、その上に全くオリジナルな創作物を配置している。「タイミング」すら作品の一部だと捉えれば、これは立派なリミックスということになるんではないか。どうだろう。




comments (1)
著作権て、どうなんだろうね、これからね。
Google Newsとか、JASRAC叩きでも感じるけど、
「作り手の権利」そのものが変わるような、変わらないような、そんな気がしてならない。
「違法」と括っても、それは「現在の法律」において違法なわけで、
法律自体は時代と共に変わり行くものだし。
そろそろ国家の上層部が考えないといけないなと、思うわけ。
まぁ、国家の上層部に丸投げしてしまう(をえない)感は否めないが。
post: 401 | 2006年07月23日 03:06
date: 2006年07月23日 03:06